正義とは何か──終わりなき問いへの光
「正義」のカードは、人間の魂が追い求める“真のバランス”を象徴します。
けれど、その“正義”とは一体何でしょうか?
誰かにとっての正義は、誰かにとっての不正義になることもある──
戦争が終わらない理由も、そこにあるのではないでしょうか。
正義は、答えを出すものではなく、問い続けること。
このカードは、「あなたはどう生きるのか」という魂への問いかけです。
キーワード集
▶ 正位置
公平/中立/バランスの回復/誠実な判断
責任を取る姿勢/因果応報/カルマの法則
正当な結果/自他を裁かずに見つめる視点
法や秩序の遵守/真実を見極める目
▶ 逆位置
偏見/不正義/不公平な扱い/無責任な判断
思い込みによる判断ミス/自分だけの正義の押し付け
法の悪用/誤った選択/隠された動機
アンバランスな関係/自己正当化/道徳的な混乱
MIHIROの視点で見る「正義」
私は、「正義」という言葉に哲学の深淵を感じます。
正義とは、一つの答えではなく、対話であり、問い続けることそのものなのかもしれません。
たとえば、自分の正義を信じて突き進むことが、他者にとっては破壊となることもある。
本当にそれは正しいのか? それは誰の視点の正しさなのか?
だから私は、カードリーディングにおいても、答えを押しつけることはしません。
正義とは、自分自身に誠実であろうとする姿勢であり、
「私にとっての正しさ」を見つめ、見直しつづけるプロセスなのだと感じています。
正義のカードが語るメッセージ
- 自分の信念や価値観を、もう一度静かに問い直してみましょう
- 判断の基準は、「正しいかどうか」ではなく「愛から出ているかどうか」
- 自分の選択に責任を持つことで、バランスは回復されます
- 審判ではなく、理解を。正義は裁きではなく、調和のためにある
- 感情ではなく真実に耳を澄ませましょう
正位置で出たときの意味
- フェアな状況にある。正しく評価されるとき
- 法的な問題において公正な結末が出る
- 行いの結果を受け取るタイミング(良くも悪くも)
- 道徳的な選択を促されている
- バランスと誠実さが道をひらく
逆位置で出たときの意味
- 偏った視点からの判断。真実が見えていない
- 自分の行動や言葉が、無意識に誰かを傷つけているかも
- 責任を誰かに押しつけている
- 「自分だけが正しい」という思考に偏っている
- 規律や道徳を軽んじている、あるいは厳しすぎる
現代を生きるあなたへ
私たちは今、情報の波に飲まれ、
「正しい」と「間違っている」が一瞬で決めつけられてしまう時代に生きています。
でも、正義はそんなに単純なものではない。
答えが出せないからこそ、人は悩み、祈り、考え、成長するのです。
もし今、あなたの中に迷いがあるなら、
その迷いこそが、あなたの魂が真の正義に向かおうとしている証拠。
正しさを問うよりも、「そこに愛はあるか?」を問いかけてみてください。
あなたの選ぶ道が、愛と誠実さに根ざしているなら、
それはあなたにとっての“正義”なのです。


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